デーツ。それは奇跡のフルーツと呼ばれるもの。

ここ数年で人気の高まったデーツとは一体何なのか？

デーツの栄養価は？

デーツのカロリーは？

デーツの選び方は？

そんなデーツに関する疑問についてまとめました。

かつて、ドライフルーツはあまり好きではありませんでした。しかし、このデーツというドライフルーツを食べてからその印象は180度変わり、ドライフルーツの本当の選び方、本当の美味しさ、魅力にハマることになります。

管理人はそうした中でドライフルーツの輸入販売にまで携わったことがあるのですが、この記事ではその話は置いておいて・・・

奇跡のフルーツと呼ばれるデーツ

に焦点を絞っていきたいと思います。

デーツ、それはナツメヤシの果実です。

不妊に直面し、妊娠を望んでいるわけですが、デーツはそんな人にもってこいのドライフルーツだったりします。

『デーツを１日２～３個食べると元気な子供が生まれる』という伝承がある。

中近東では古くより伝えられていること。

残念なことは、デーツを食べると妊娠しやすいなどの言い伝えではなく、妊婦産に食べさせる慣習です。それだけデーツは栄養豊富ってことなんです。

デーツはその栄養価の素晴らしさから、ミラクルフルーツ・ドライフルーツの王様など様々な呼び名で愛されています。

中近東では古代から長きに渡り食べられている果実であるデーツ。映画セックス・アンド・ザ・シティ2でドバイに行く時の飛行機では、デーツが振舞われていました。中近東では、生活にとても近いフルーツです。

最近では、美容に熱心なモデル・女優の方がデーツを好んで食べるということも耳にするようになりました。デーツはかなり甘いんです。だから、満足感がとても高く、それでいて栄養価豊富。砂糖を使いたくない、砂糖を取りたくない、でも甘いものを食べたい！そんな人たちにデーツは愛されています。

砂糖代わりにデーツを料理につかう方、デーツをおやつ作りに使ってお砂糖を減らす方、クリームチーズとデーツを一緒に食べて健康的なお酒のおつまみに・・・など食べ方は様々。

そんなデーツの栄養価について、確認しておきましょう。

ドライフルーツは、実は生の果物よりも栄養価が高くなる傾向にあります。
果物の種類によって異なりますが、乾燥させることで生のフルーツの5倍～10倍の栄養価をも含みます。

デーツに含まれる豊富な栄養分の特徴

■鉄分
■食物繊維
■ビタミン
■ミネラル（カリウム、カルシウム、マグネシウムなど）

デーツはこんな人に

■美容に
■便秘に
■疲れやすい人に

日常の食事で不足しがちな栄養素をバランスよく豊富に含んでいるため、もっときれいになりたい。もっと元気になりたい。すっきりしたい。などの身体全般を整えるのに向いています。

そのバランスの良い栄養価から、妊娠している女性が食べると元気な子供が生まれると言われるのでしょう。

デーツのスタミナ

遊牧民は、デーツと乳製品を主食にし砂漠を移動するキャラバンといわれる旅で何日ものあいだ、デーツとラクダの乳で過ごすします。

先進国でも、山登りやトレッキングをする人にデーツは知られている食材です。栄養価抜群で保存も効く。デーツは何かあった時の緊急食料にさえなり得る力をもっています。

デーツの味・カロリー

デーツの味は、とても甘いです。お砂糖を使わなくても、ただ乾燥させただけですごく甘い果実なのです。
最初に食べた人は、デーツを甘い餡子みたいと思う人もいるほどです。

カロリーは100gあたり(10個前後)300kcal~400kcal。3粒程度で100kcalです。
甘いため、3粒程度でかなり満足感を感じることができます。

デーツのカロリーは、他のドライフルーツと比べて特段に高いわけではありません。しかしながら、1粒が大きく重さもあるため、思いの外食べてしまうこともあります。カロリーを気にする場合は、食べ過ぎに要注意です。デーツは1日3粒程度を目安とすると良いでしょう。

ドライフルーツは添加物・漂白剤・砂糖漬けしている商品が多く出回っています。『黄色やオレンジのあんず』一度は見た事あるのではないでしょうか？

あんずの色は本来、茶色です。漂白した結果黄色やオレンジになってしまっています。漂白剤や添加物を使ってしまえば、残念ながらフルーツの美味しさや栄養価も半減してしまいます。

保存性をより高めるために砂糖を使う加工メーカーもありますが、フルーツには充分な果糖が含まれています。ドライフルーツに砂糖は必要ありません。

デーツももちろん砂糖を使っていないもの、無添加のものを選びましょう。

デーツの実には、種があります。そのためドライフルーツのデーツにも種無し・種ありの2種類が存在しますが、オススメは種無しデーツです。

食べやすさだけでなく、種無しデーツの方が検品をしっかりと入れていることが多いです。品質のよくないデーツや検品度合いが低いデーツでは、残念ながら虫が入っていることがあるのです。

自然のものであり、これだけ甘いデーツですから虫がつくこと自体は致し方ないことなのですが、食用としては検品としてしっかりと選別すべきところです。

そんな理由もあって、少し手間がかかる種無しをお勧めします。

デーツの選び方ポイント

1. 砂糖などの一切の添加物を使っていない

2. 種無しがおすすめ

3. 味は産地で選ぶ

デーツの選び方ポイントは、大きくこの3つです。ここで、デーツの産地について確認しておきましょう。

デーツの産地

デーツは、イラン産・アメリカ産が主流です。現地でも実際に食べられていることから、イラン産の方が流通量が多いです。

イラン産のデーツ、アメリカ産のデーツは品種が異なり味わいも少し異なります。味は好みによるところですが、アメリカ産のデーツの方が濃厚な味わいのことが多いようです。

アメリカ産のデーツもイラン産のデーツも共に扱っている通販店舗もあります。こちらの店舗は、アメリカにデーツ畑を見に行く力の入れよう。見ないとわからないことってたくさんありますよね。

デーツにはいくつか種類がある

デーツを4種類扱う楽天市場販売店

それにしてもここ数年でデーツはドライフルーツの定番になるほど、一気に知られるようになりました。

数年前は、デーツを購入できる店舗も結構限られていたのですが、今は多くの店舗が扱っています。取り扱う店舗が増えた分しっかりと選んだ方がいい、とも言えるわけです。

それにしても、デーツを最初に食べた時は、その美味しさ、濃厚さ、甘さに衝撃を受けました。うーん、こうして書いていると、デーツ食べたくなってきますね。