女性ホルモンを助ける『ドライいちじく(ドライフィグ)』のこと
いちじくは女性にとって摂取したい成分が多く詰まっています。生のいちじくは好みが分かれますが、ドライフィグは生のいちじくよりも食べやすいです。
まずは、ドライイチジクの栄養価と期待できる効能について確認していきます。
注目すべきドライフィグの豊富な栄養分
■食物繊維(水溶性食物繊維ペクチン)
■女性ホルモン(エストロゲン)に似た作用をする成分
■フィシン(タンパク質分解酵素)
■カルシウム
ドライいちじくはこんな人に
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便通を整えたい方
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妊娠を望む方
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生理痛、生理不順に悩む方
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更年期障害を感じている方
ドライいちじくを1日2〜3個食べると便秘の改善に効果を発揮するといわれます。
次は、生の果物のデータではありますが、食物繊維の含有量については参考になります。
100gあたりの食物繊維含有量比較
ブルーベリー/11.5
いちじく/9.9
デーツ/8.3
アプリコット/8.2
プルーン/7.2
バナナ/7.0
チェリー/4.3
マンゴー/2.5
パイナップル/2.2
ドライピーチ/1.5
いちじくの食物繊維含有量は他のフルーツと比較し、高いことが分かります。
ブルーベリーはいちじくよりも食物繊維含有が高いですが、量をなかなか食べられないフルーツであり、手に入りにくく高価なのもネックです。
食物繊維には水溶性食物繊維、不溶性食物繊維の2種類あります。
不溶性2:水溶性1の割合が食物繊維摂取において推奨されるバランスです。
いちじくに含まれる食物繊維は、水溶性食物繊維に分類されます。
不溶性食物繊維に偏ると便が硬くなり、更に便秘を促進するので要注意です。
次は、ドライいちじくに含まれている女性ホルモン調整作用について。
女性ホルモンと同じような働きをする成分がイチジクには含まれているのが大きな特徴です。
他のドライフルーツには含まれない成分で、
フルーツで女性ホルモンを整えたいならイチジクと言われる所以です。
女性ホルモンバランスが崩れると、肌荒れ、生理痛、生理不順、PMS(月経前症候群)、不妊、更年期などの症状が顕著になります。年齢を重ねるに従って女性ホルモンの体内分泌は減少傾向になるため、女性ホルモンを整える栄養素は意識的な摂取が必要です。
最後に、ドライいちじくの1日摂取量目安とカロリーを確認しておきましょう。
ドライいちじくは大きめの粒で5〜6個100グラム程度になります。そして、ドライいちじくの1日摂取量目安は、約30~50グラム程度。
ドライいちじくは、1日2個程度。多くても3個程度で充分です。
カロリーにすると、ドライいちじく100グラム300kcal弱のものが多いです。
1日摂取量目安を食べたとしても80kcal~140kcal程度なので、間食として食べても問題ない量でしょう。
いちじくは、カロリーの割に食べた時の満足感の強いドライフルーツでもあります。
最後に、ドライいちじくの種類について確認です。
生いちじくは種類が豊富ですが、ドライフルーツで親しまれているのは白いちじくです。白いちじくはトルコが有名な産地。皮が硬いイチジクは食べにくいので柔らかそうなものを選ぶと良いでしょう。
ドライフルーツは、本来は砂糖・オイルなど保存料無添加でも充分保存が可能な食物ですが、中には砂糖を使って作っているドライフルーツもあります。
正直、美味しいドライいちじくはそれだけで甘く、砂糖など全く必要がありませんので、砂糖を使っていないものをお勧めします。
ここの白いちじくは、砂糖も何も使っていない無添加。そして、白いちじくの名産地トルコ産。美味しいです。実際に購入した方のレビューが、100件以上掲載されているので、参考にもなります。
いちじくに限らず、自宅でドライフルーツを作るならドライフルーツメーカーが便利です。
ドライフルーツメーカーというよりも、様々な食品を自宅で簡単にドライフードに変えることができます。お魚を干したり、犬のおやつにジャーキーを作ったりと、使い出すととても便利なのが、フードドライヤーです。どんな食品をドライフードに変えられるかは、食品乾燥機専門店の製品紹介に色々と例が掲載されています。