美味しいデカフェ『ラバッツァ』カフェイン除去率90%と書かれているけど?
カフェイン含有量が10%という謎。
カフェインレスコーヒーの中でも、イタリアンエスプレッソの美味しいデカフェとして評価をされているラバッツァ。自分も飲むことがあるラバッツァですが、カフェインレスコーヒーを選ぶ上で大事なカフェイン除去率について疑問に思うことがありました。
ラバッツァ デカフェ の裏の表示をみてください。
イタリア語のパッケージの上に、日本語の説明パッケージが貼られているわけですがそこには『カフェインを90%以上取り除いたコーヒー豆を使用した・・・』と書かれています。
ラバッツァ デカフェの輸入卸会社
ラバッツァ デカフェ は片岡物産という輸入卸会社が日本では代理店として仕入れを行っています。ラバッツァの公式HPもあるのですが、どこにもカフェインの除去率について触れられていません。
その上、商品パッケージに『カフェインを90%以上取り除いたコーヒー豆を・・・』と書かれていれば、ラバッツァ デカフェは10%弱のカフェインを残しているのだろうと思ってしまうものです。
しかしながら、90%以上の除去率、10%のカフェインは残留はカフェインレスコーヒーにしては、カフェイン除去率低すぎ。何だかおかしいなぁという疑問を抱かずにはいられない数字でした。
そこで、
美味しいデカフェ『ラバッツァ』のカフェイン除去率の疑問を解消するべく、
輸入元片岡物産に直接聞いてみました。
ラバッツァ デカフェ のカフェイン含有量に関する回答が届きました
以下、回答
当商品(ラバッツァデカフェ)は
99.9%カフェインを除去しております。
日本では、レギュラーコーヒーの表示に関する規約により、カフェインを90%以上除去したコーヒーは、「カフェインレスコーヒー」と表示するという規定があるため、当商品につきましても、「カフェインを90%以上取り除いたコーヒー」と表示しております。
また、カフェインの除去につきましては、有機溶媒等の薬剤を使用しない、液体二酸化炭素抽出法を採用しております。高い圧力をかけて、液体二酸化炭素の特性を利用しカフェインを除去する方法で、無害で安全な方法でございます。
回答、以上
日本では、90%以上でカフェインレスと表示できる規約があるようで、『ラバッツァ デカフェ』はカフェインレスの基準にそって90%以上と表示しているようです。
しかし、カフェインレスの表示基準は広く知られていませんし、いまやほとんどのカフェインレスコーヒーが、99.9%などと小数点までの細かい数字をパッケージや商品説明に載せることが多いです。『ラバッツァ デカフェ』の表記では、管理人のようにカフェインが10%残っていると勘違いしてしまう方も多いのではないでしょうか。何だかもったいない気がします。
これで、ラバッツァ デカフェのカフェイン含有量についての疑問がすっきりしました。丁寧に答えてくださった担当者の方、どうもありがとうございます。
最後に、ラバッツァ デカフェの余談。
ラバッツァ デカフェはどこにもエスプレッソとは書かれていませんが、極細挽きなのでかなりエスプレッソに近いです。
自宅にはエスプレッソマシーンがないので、ペーパードリップのコーヒーで淹れる場合はとてもゆっくりとお湯を注ぐ必要があります。ただ、面倒な時も多いので、邪道ですがペーパーフィルターが目詰まりを起こさないように先に粗挽きデカフェコーヒを半分入れ、その上にラバッツァ デカフェを半分入れて、コーヒーメーカーのスイッチオンをしてしまいます。通常のデカフェコーヒー豆にイタリアンコーヒーを半分淹れると、風味が違います。
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