産婦人科医・宋美玄『女のカラダ、悩みの9割は眉唾 』書籍を読んだ

女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』で知られる産婦人科医・宋美玄(そん・みひょん)の書籍、妊娠に関わる2冊を読んだ。

産婦人科医・宋美玄の本

今回の記事では、『女のカラダ、悩みの9割は眉唾 』を読んだ感想についてまとめる。

アマゾンに書いてある『女のカラダ、悩みの9割は眉唾 』の書籍紹介はこうだ。

ホルモン、妊娠・出産、セックス、プレ更年期。女性誌もネットも誤解だらけ。人気女医が一刀両断「その悩み、きっと思い込みです!」
「オス化」「卵子老化」に怯え、生理の辛さに泣き、「私らしい」妊娠・出産を夢想する……ああ、なんで女ばかり気苦労が多いのか? 「みんな医学的根拠のない情報に振り回されすぎ!」と警鐘を鳴らすのは、産婦人科医・宋美玄先生。「恋してなくても女性ホルモンは出る」「子宮はそう簡単には冷えない」「出産をイベント化しないで」などなど、自らも35歳で高齢初産を経験した著者が語る、女心とカラダにまつわる画期的人生論!

 

書籍の内容紹介を読んだだけでも『子宮って冷えるって聞くけど・・・』『悩みは本当に思い込みなの?』と知りたい欲がかき立てられ、読むことにした。

 

『女のカラダ、悩みの9割は眉唾』の感想

『女のカラダ、悩みの9割は眉唾』を読み、自分が考えていた妊娠に対する医学的根拠って何なのだろう・・・という疑問が芽生えた。だが、産婦人科医・宋美玄が批判することについての医学的根拠はどこに?とも同時に思う。

冷え・自然派・オーガニックに対する批判

書籍の中では、医学的根拠を持って批判している場合と宋美玄の意見として批判している場合と両方あることに注意したい。例えば、宋美玄は、冷えに怯える女性やオーガニックや自然派の考えに偏りすぎる女性を批判している。

冷えについては、妊娠の大敵だと思っていたので、冷えは妊娠に関係ないというのは新しい意見ではあった。

『冷えと妊娠が関係あること』の根拠は何だ?と宋美玄は考えているようだが、『冷えと妊娠が関係ないこと』の根拠は特に示していない。ここが不納得感を覚えるのだ。

また、自然派でオーガニックに気をつけているのに、風邪の際に抗生剤をもらいたがるのはよっぽど不自然だ!とこれを矛盾だとしている。ご都合主義だとか。

言わんとしていることは、伝わらなくもないのだが、産婦人科医・宋美玄が医師としてよりも人として単に批判していると感じた。医師の立場として医学的根拠を持っての批判を期待していただけに残念だと感じた。

今妊娠を希望する中で『冷え』『オーガニック』にはある程度気をつけている。でも漠然とそれがいいだろうという感じ。

冷えは辛さもあるから、気をつけるけど、オーガニックとかは、まぁその方がいいでしょう。となんとなく思うもの。

そんな中で、冷えが妊娠に関係ない!オーガニックの何が有益!?と根拠を示してくれれば少し肩の荷が降りるのに・・・という期待感もあった。

でも、ただの個人的な感情批判に思えた。良い根拠も悪い根拠もないとしたら、妊娠するために冷えないに越したことないし、オーガニックに越したことにない・・・そう考えるのはそんなにおかしいことだろうか。

産婦人科医・宋美玄が考える妊娠力アップとは。

基本的には、妊娠力アップの方法はないとしながらも、妊娠力を落とさない方法や、唯一考えられる妊娠力アップの方法についても記述があった。

それは、『ピルの活用』なのだが、ピルについては全くといっていいほど知識がない自分にとっては目新しい情報であった。ピルについては、薬の種類までかなり詳しく記載されている。

生理痛で悩んでいたり、すぐに妊娠を希望できないがいずれ妊娠をしたい場合、1人目と2人目の間が空く場合、効果的にピルを活用することの情報については、知っていて損はない情報だった。

女の体の悩みの9割は眉唾

女のカラダ、悩みの9割は眉唾 』は批判的な意見を書いていることを念頭に読む分には、こんな考え方もあるのかと思えたし、ピルについては勉強になる内容だった。

必要な時が来たら是非ともピル使用を検討したい。産婦人科医・宋美玄の考えに賛成できるかは別として、『必要以上に怖がらないで』産婦人科医・宋美玄が伝えたいことは、そういうことなんだと思う。